チョウザメのハンストについて
チョウザメはのほほんとしているようですが実は非常にデリケートな魚で環境の変化や気に入らない事があると餌食いが悪くなったり全く食べなくなるハンスト状態になる事があるので注意が必要です。水槽を替えたり水流を極端に変化させたりすると2日位餌を食べなくなったりします。餌をあげる時もバランス良くあげて下さい。結構拗ねたりします。頭の良い魚で予想以上に飼育者をよく見ていますよ。こちらが観察されているような感じとも言えますw
音に対してもデリケートで私の飼育環境が静かな事もあってかチャイムの音などに反応して驚く事もあります。
環境面でも飼育者や家族の姿や声は覚えて(チョウザメはとても賢い魚です)大丈夫なのですが、良く喋ったり声の大きい人の来客があったりすると落ち着かなくなったりします。場合によっては暴れます。
ですから、あまり人の出入りの多い場所に水槽を設置する事はお勧めできません。そういう環境で慣らせてしまえば当面大丈夫みたいですが落ち着かない環境下では長生きしません。
また、水質の悪化等でも餌を食べなくなりますので水質の管理は怠りの無いように。水槽のphの管理は毎日行って下さい。常時管理が望ましいです。良く餌を食べ良く汚す魚です。飼育水のph緩衝作用はある限界点を超えたら一気にphが下がります。一晩でphが1下がることも珍しくありません。極端な酸性ph5以下や水道水の水質で変わりますが極端なアルカリ性(7.5以上)は避けましょう。このような状態では餌を食べません。チョウザメは高い溶存酸素を要求します。水温の高いときは特にエアレーションを強めにして下さい。溶存酸素が少ないとまた餌を食べなくなります。
ハンスト状態が続きお腹が極端に減った時に時として暴れ出したりする事もあります。暴れ出すと興奮してますます餌を食べなくなったりと悪循環のスパイラルにはまったりします。一番心配なのは暴れて怪我をする事です。養殖場などでもこの辺りに特に注意して怪我防止の為ぶつかってもダメージの少ない円形水槽を使っています。
養殖場では壁に激突して即死した例もあります。突然ドーンと大きな音がして大きなチョウザメが腹を向けて浮いていたそうです。既に息絶えていた状態でした。1メートル以上の大型魚は力も強くぶつかった時の衝撃も半端ではないのでしょうね。
水槽で飼育している場合も同様で水槽壁に強くぶつかったり、フタに強くぶつかると怪我したり、その時に何も無いようでもダメージを受けており数日後に☆になってしまったという話も聞きます。
ハンスト状態が続く時は好物の餌を与えたりして早く状況を脱出するようにしてあげて下さい。私の所では冷凍赤虫の塊を半解凍して与えますがこれも与えすぎは人工飼料を食べなくなりますので数回にとどめましょう。赤虫しか食べなくなる危険性がありますのでくれぐれも与えすぎに注意して下さい。





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