チョウザメはベステルなどの人為的に交配された種類を除き、他の種ではブリードされた個体でないと
人工餌に餌付けするのは難しいです。現在流通しているのはブリード個体以外は無いてすが
餌に対する学習能力が低く、基本的に配合飼料とかの人工餌に餌付きにくい性格があるということを
覚えておいて下さい。

ブリードされた個体であれば水産飼料の「マス餌」がもっとも適しています。殆どの個体がマス餌で
育てられています。

餌については個体差が激しく気に入らないと食べないことが多く、色々と試してみる必要があります。
ネットの情報はあまりあてにできないと思います。

家のコチョウザメは評判の良いクレストキャット(ミニ)は殆ど食べません。クレストキャット、
マス餌(スクランブル・ペレット・粒状と各種)、水産飼料(淡水・海水魚用(おとひめ各種))
らんちゅうベビーゴールドとか色々と取替えて試してみましたが、マス餌のスクランブルが
初期飼料として一番食べる確率が高いと思います。体が小さい場合は水産飼料の「おとひめC2」も

顆粒状で食べやすく水を汚しにくいので良いかもしれません。

大型に成る肉食魚ですので植物成分の多い物は好みません。粗蛋白最低でも45%以上含まれるものを
選んで下さい。私は48%以上を目安にしています。また、喉が細いので小さめの餌が良いです。
主に底を泳ぎ下向きの口を持つためか必ず沈下性の餌を選んで下さい。
我家ではおとひめEP2をメインに冷凍クリーン赤虫を与えています。

チョウザメは餌を食べるのが下手でまた、食べても吐き出したりと食べる餌を見つけるのも
与えるのも忍耐と根性が必要となります。

一番確実のは店で何を食べていたかを聞いてそれと同じ物を揃えるべきです。
そして別の餌もに少しずつ慣らしていくのが一番です。

ただ店で与えていても実際には食べていなかったというのも結構有るパターン(家のがまさにそう)
も有りますので油断は出来ません。

一週間以上食べないことも多々ありますのでその場合は
冷凍赤虫等の嗜好性の高い餌を与えながら人工餌にならしていってください。

個体によっては人工餌を食べない場合もあります(家の小さい方は赤虫しか食べません)

冷凍赤虫は喜んで食べますが、連続して与えないで下さい。人工飼料を食べなくなってしまいます。

冷凍赤虫は病気等の問題もありますので、クリーン赤虫をお勧めします。最近は鳥インフルエンザ
等の怖いウイルスの問題もありますので殺菌していない物は魚はもちろん、人にとっても怖い物に
なります。赤虫の培養には大抵鶏糞が使われています(..;)

12cm以内の稚魚にはマス餌を砕いたスクランブルタイプの餌を与えると良いです。ただし、
スクランブル飼料は水に大変溶けやすく直ぐに水質を悪化させますので餌やりと底掃除を
セットで考えないと直ぐに水を濁らせてしまうことでしょう。

早くスクランブルタイプからおとひめなどの水を汚しにくいEP餌に切替えていくかが飼育を楽にする
ポイントとなります。

チョウザメは匂いで餌を探して食べるので人工餌の反応時間は短く10分経った物は殆ど食べなく
残して置いても水を汚すだけですので速やかに取り除いて下さい。

給餌と底掃除はセットで考えてと言ったのはそのためです。

家のコチョウザメは賢く餌を拾うのが上手なので5分も残っていませんw かなり個体差もあります。

底掃除にはエアーチューブを棒にタイラップ等で括り付けた物とバケツを使うと便利です。
エアチューブはサイホンの原理を利用して吸い出しますが、口で吸うなんて原始的な事は
なさらないで下さいね。

チューブの先端から少し長めに水中にチューブに水を入れ手でチューブを摘まみ
空気を止め水に入れた方の先端だけ水中に入れたまま引き出し摘まんだ所を放すと水がサイホン効果で
流れ出ます。試してみましょう。

餌が少ないと痩せてくるし、多すぎると直ぐに水を汚します。

大食いでダラダラと食べるので付き合うのが大変だと思いますが自分なりに
色々試して給餌の量を調節して下さい。

濾過能力限界とご自身の底掃除等のメンテがどの程度可能なのかを考えチョウザメが食べれるだけ
いくらでも餌を食べさせて上げて下さい。

大抵は給餌に付き合ってられませんので自動給餌機を利用すると良いと思います。
少なめに残さないように何度も与えるのがベストです。

慣れてくると飼育者の与える物は餌であると認識してなんでも食べますが気に入らないと
吐き出したりもします。

長生きさせたいなら生餌等は避けて下さい。滅多に病気にならない魚ですが観賞用として飼われた
大きく成った成魚の死因は寄生虫による物が少なくありません。生餌はリスクが多いです。
食べさせる場合、養殖場、水族館などでは必ず一度冷凍させ寄生虫を死滅させた物を使っています。

もっともコチョウザメは赤虫とかのワーム系以外余り食べませんが。

チョウザメはデリケートで時々ちょっとしたことで餌を食べなくなりますので朝一番の餌は
様子を見ながら与えて下さい。

食べないときは数日~1週間位殆ど食べなくなります。

余りにも食べないときは冷凍赤虫を半解凍にしてヒゲの近くに持って行き直接給餌等を試みて下さい。

普段から十分に食べていて環境に馴染んでいるなら半月位食べなくても大丈夫ですが
10日以上食べないと体力を落とす場合もあります。飢餓状態になると旋回遊泳しだします。

連続した旋回遊泳注意信号だと思って下さい。

きっちりたべているかどうかよく観察しながら餌を与えるようにしましょう。

大きくなった現在は業務用の配合飼料おとひめEP2を与えています。大きさからするともっと大きな粒の方が良いような感じがしますがEP2が一番良く食べますね。一度EP3にしましたが余り気に入らないようです。

毎日餌を与えていると、チョウザメは飼育者を覚えとても良く懐くようになります。
手間は掛りますがその分半端じゃなく懐くのでとっても可愛いですよ。